「技術・人文知識・国際業務」での就職(転職)を希望する方へ

外国籍人材の日本における在留資格「技術・人文知識・国際業務(技人国)」での就労は、まずは日本語力について日本語能力試験で「N1」に合格している等、日本語での会話・読み書きが問題なく出来る方でなければ大変に苦労します。「N1」に合格していなくても在留資格を取得することはできますが、日本で働き続ける(キャリアアップしていく)ためには「N1合格(=日本語力の上達)」を常に目指す気持ち(努力)が必要です。

また「技人国」の仕事の多くは「残業をたくさんして給料をたくさんもらう」というものではなく「決められた時間の中で会社の求める仕事をおこなう」ことが重要で、能力や仕事の質を求められます。外国籍人材からすると「技人国」がより良い在留資格ととらえ取得を目指すようですが、仕事内容や自身の能力と在留資格の性質をよく見極めて、本当に自分が「技人国」で就労することが正しいのか確認が必要です。

 

「特定技能」での就職(転職)を希望する方へ

「特定技能」での就労は、技能実習を3年以上経験した方または評価試験に合格した方が対象となり、比較的簡単にフルタイムでの就労が実現できる在留資格です。「残業や休日出勤をたくさんして、とにかくお金を稼ぎたい」という方に向いていますが、日本のすべての企業が残業が休日出勤がたくさんあるわけではないので注意が必要です。また自分にとって「良い会社」で働きたいと思うのであれば、自分も会社にとって「良い人材」になる必要があります。

 

サービス内容

◇就職(転職)のためのコンサルティング

(履修内容・実務経験・日本語力・本人の希望を確認した上で、今後の取り組みの指導)

・日本語の「会話」「読み」「書き」を確認・指導

・履歴書、職務経歴書の書き方、面接の受け答えの指導

 

 

◇職業紹介

・求人情報の定期配信

・希望にあった求人の紹介

 

◇キャリアアップ講座

 

・日本での生活をより良いものとするために



<会員登録>

当社にて「コンサルティング」「職業紹介」「講座受講」を希望される外国籍人材の方は、会員登録をしてください。

(登録は無料です)

 

・会員登録後、当社にてすべての方にオンライン面談を実施します。あなたの現状と希望の確認し、最初のアドバイスをします。

・ゴールはあなたがより良い会社に就職(転職)できることです。しかし、すぐに次の会社は決まりません。

 

 

・今の会社が嫌でも、次の会社が決まるまでに退職してはいけません。必ず次の会社が決まってから退職することを伝えましょう。次の仕事は簡単に決まりません。

・「すぐに会社を辞める」「転職回数が多い」ことはあなたの評価が下がることを理解しましょう。

・辞める会社のルールも守って退職手続をしましょう。




「在留資格」をよく理解する

多くの外国籍人材の方は「在留資格」をイメージだけで理解しているようです。「技術・人文知識・国際業務(技人国)」は大学等を卒業した者でなければ取得できない在留資格でレベルが高いイメージがありますが必ずしも「お金を稼げる仕事」ができるわけではありません。たくさん稼ぎたいのであれば「特定技能」で残業や休日出勤が多い仕事をするべきです。また「配偶者と一緒に日本で暮らしたい」と「技人国」の方が「家族滞在」で配偶者を日本に呼ぶ場合がよくありますが、「家族滞在」では週28時間しか就労できませんし、2人の収入をあわせても、日本で満足のいく生活はできないかもしれません。

 

「技人国」はN1取得者でなければ難しい

「技人国」のことをよく外国籍の方はよく「Engineer(エンジニア)」という言い方をしますが、確かに「エンジニア=技術者」もこの在留資格に含まれますが、仕事内容的には「専門的な知識を必要とする業務を日本人と同じように従事することできる」ことが求められます。日本語力が低い状態で運良く技人国の在留資格で来日できたとしても、「N1」と「専門的な知識の実務経験」を取得しなければ、その後転職したいと思っても採用してもらえる企業を見つけるのは簡単ではありません。

 

「特定技能」評価試験に合格しておく

「技人国」や「家族滞在」での来日であっても、良い会社に就職できない可能性もあります。そのときのために「特定技能」で就労するための評価試験に合格しておくことをお勧めします。「飲食料品製造業」や「外食業」「介護」「ビルクリーニング」「宿泊」といった職種は比較的試験が簡単で、就職先も多くおあります。これまで最長5年だった滞在期間も延長され、家族滞在も認められる見込みです。

 

 

 

外国籍人材の「良い習慣」「悪い習慣」

 

<良い習慣>

1.常に日本語の勉強をしている(N1を取得している。N1を目指している)

2.日本人と積極的に話す(「報告・連絡・相談」ができる)

3.いつも「明るく」「元気」「あいさつ」ができる

4.何でも自分で取り組み日本人を頼らない

5.仕事の技術を高める努力をしている(同じ長く続ける努力をしている)

6.「旧正月(テト)に長期間休む」等、母国の習慣(都合)を仕事に影響させない。

 

 

<悪い習慣>

1.嫌なことがあるとすぐに辞める(勤続年数が短い。転職回数が多い。)

2.急に仕事を休んだり、遅刻をしたりする。

3.同じことを何度も注意される。

4.本当のことを言わなかったり、ウソをついたりする。

5.水光熱費・通信費・税金等「払わなければいけないもの」を忘れたり払わなかったりする。

6.寮で大声で話したり、カラオケをしたり、近所の迷惑になることをする。

7.ゴミの分別ができない。

8.部屋をきれいにしない。

9.ものをよくなくす。

10. 友達(同胞)・恋人・家族に影響される。

 

 

 

COMING SOOM

 

<外国籍人材編>


1.来日する前によく考える

(1)なぜ日本に来るのか

(2)目標を明確にする

(3)後悔しないために


2.勤務先を選ぶ際の注意点


3.履歴書・職務経歴書の書き方


4.面接時の注意点

(1)服装

(2)オンラインの場合

(3)志望動機・質問事項


5.


6.転職を検討する際の注意点

(1)1社3年以上の経験を

(2)転職の回数だけ評価が低くなる

(3)次の就職先が決まるまで辞めない


7.


8.


9.(技人国)給料ではなく仕事内容



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