よく物をなくす

外国籍人材の方から「財布をなくした」という連絡が来ることがよくあります(「よく」と言っても年に1件とか2件とかですが)。

(「源泉徴収票をなくした」とか「通信業者との契約時に発行されたIDが記載された書類をなくした」とかはザラですが)

そのような連絡が来ると「またか」と思い、「あったときの場所からなくしたことがわかったときの場所まで自分が行ったところを探してみてね」と指導すると、往々にして出てきたりします。自分できちんと探しもしないで(書類なんかは重要性を理解しないで捨ててしまう場合もあります)「なくした」と簡単に言わないでほしい、と感じます。

過日「コンビニで買い物をした後、財布をなくした」と言ってきた方がいたので交番に届を出しに行きましたが、その方の寮はコンビニの目の前で「こんな至近距離で財布をなくすのは不自然ですね」と、警察の方がよく調べてくれました。残念なことにその財布はコンビニの店員(日本人)が盗んでいたことがわかり、日本でもまだこんなことがあるのかと残念な気持ちになったとともに、外国籍の方に申し訳ない気持ちになりました。