大きな会社がこのようなことをしないでほしい

一般的に退職時には「1ヵ月前までに会社に申し出ること」といったことが雇用契約書に記載してあり、採用する側も応募者には「引継ぎをきちんとして退職してきてください」というのが常識的なスタンスかと思います。当社で支援している外国籍人材にも所属機関のご意向もふまえ、この点はしっかり指導しています。しかし過日「12月18日で退職したい」との申し入れがあった方のヒアリングをしたところ「転職先の企業が12月20日までに入社できるなら採用する。それまでに入社しないのなら採用しない、と言われた」とのことでした。そう言われたのは11月29日とのこと。クリスマス前なのか大晦日なのか、そこに仕事のピークが来るのかもしれませんが、何とも自分勝手な会社だと感じました。そもそも特定技能の場合、転職には入管の資格変更許可が必要で、そんな短期間での許可はそうそうおりないです。許可されるのを見込んでいて許可されなければ、その間は仕事ができないか、違法に就労させるかとなります。会社名を聞いたところとても有名な会社で、そんな会社がこんなことしないでほしい・・・といった感じです。最近は大きな会社でも問題がいろいろ起きているので、ここも企業の体質の現れなのかと心配に感じました。