外国籍人材の転職事情

最近テレビで転職エージェントのコマーシャルを多く見ますが、日本人の転職と外国籍人材の転職は少し事情が違うように感じます。何より外国籍人材(特定技能・技人国)は転職を軽く考えすぎている傾向があります。転職の理由も「残業が少ないから(もっと稼げる会社で働きたい)」「もっと都会で生活したい」「彼氏(彼女)と一緒に暮らしたい」等といった「自分の都合」がほとんどで、採用面接で「転職したい理由は何ですか?」と聞かれて悪い回答例の見本のような理由ばかりです。この点は少しずつでも改善していかないと外国籍人材の信用はどんどん失われていきます。

そんなことを憂慮している筆者ですが、今日業務上、ベトナムの送り出し機関の方に日本国内にいる転職希望者の人材紹介をお願いしたところ「もう日本国内の転職希望者の人材紹介はしないことにしました」との回答。やはり、転職者が多いことがクレームになっているようで、営利ばかり追求していたベトナムの送り出し機関も、さすがに方針転換をされたようです。