転職の理由

転職を目指す外国籍の若者に「転職の理由」を質問すると「今の場所は田舎なのでもっと都会で働きたい」「友達(彼氏)が住んでいる〇〇県で働きたい」といった『ロケーション派』、「入社したら聞いていた雇用条件と違っていた」「残業代がでなかった(残業が少ないから稼げない)」といった『マネー派』、「違う業種で挑戦してみたい」「新しいことに取り組みたい」といった『チェンジ派』、この3つはよく理由にあがります。日本人の場合ですと「貴社のこんなところに魅力を感じて」「私のこのようなスキルにより貴社で力を発揮できると思い」等、まずはその会社について語るのが定番ですが、外国籍の若者にはそのような発想はほとんどありません。

ましてや技人国の場合は「違う業種で挑戦してみたい」「新しいことに取り組みたい」という理由じたいが在留資格の趣旨を理解していないと言わざるをえないですし、「残業代がでなかった(残業が少ないから稼げない)=稼ぎたい」ということであれば、「特定技能」で現場仕事をしたほうがよっぽど稼げるかと思います。