最近「特定技能２号の資格をとって長く日本で働きたい」という人が増えています。特定技能２号の資格をとるためには高度な日本語の試験に合格する必要があり、特定技能１号の在留期限が残り少なくなってから日本語を勉強するのでは手遅れです。来日当初から日本語を勉強する習慣を身につけ、日本語能力試験もＮ３・Ｎ２・Ｎ１を目指して挑戦するのが自分のためになります。

勤務する会社に不満があったり、今より給料が高い仕事の情報があれば、転職したい気持ちになるのはよくわかります。しかし、日本では短期間で転職する人や転職回数の多い人は、次の会社での採用が難しくなる傾向があります。また、特定技能２号を目指す場合、同じ会社での勤務期間やリーダーとして経験が必要となるため、注意が必要です。

何年もの期間母国を離れている外国籍人材にとって、一時帰国をとても楽しみにしていることでしょう。しかし、日本の会社には「年末年始」「５月」「８月」にまとまった休みがあり、日本人はこの期間を利用して帰省するのが一般的です。外国籍人材が自分の希望する日程で数週間～１ヵ月といった期間、会社を休んで一時帰国することは、日本ではとても特別なことです。一時帰国をする際には事前に会社の人とよく相談して日程を決めましょう。